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長野県商業教育研究会との連携協定締結のお知らせ

9月9日(火)に株式会社松本山雅は長野県商業教育研究会と地域社会の活性化と商業教育課程における人材育成の強化を目的とした連携協定を締結いたしましたことをお知らせいたします。

本協定は、両者が保有する人的・知的資源を相互に活用し、教育と地域の架け橋となる取り組みを推進するものです。協定に基づき、商業高校と地域企業・自治体が連携し、実践的なマーケティング教育や地域課題の解決に向けたプロジェクトを展開してまいります。
連携の背景と目的は、少子高齢化や人材流出といった地域課題に対し、教育機関と企業が連携することで、若年層の地域定着や企業成長につながる新たな価値創出であり、商業高校におけるカリキュラム改革を通じて、従来の会計・簿記中心の教育から、マーケティングやデザイン思考を核とした実践的な学びへと進化させることを目指します。
今後も県商研と松本山雅は、地域の未来を担う若者の育成と、地域社会の持続的な発展に向けて、協力体制を強化してまいります。

長野県商業教育研究会 有賀 浩 会長のコメント

長野県商業教育研究会は、県内高等学校における商業教育の充実発展に資することを目的し、県内の商業に関する学科および商業に関する科目を選択履修する高等学校の校長、商業科教職員からなる組織となります。商業教育に関する研究や研修を通して得た知見を、学生に学びとして提供していく活動をしております。現在はビジネスを探究する活動を中心に、学びを深めてもらうことを推進しております。長野県全体が探究教育を推進しているところですが、商業やビジネスの学びを通して地域活性化、地域課題解決に貢献できる人材を育成することを目指しております。その教育活動の一つとして、今回松本山雅さんとお話をしていく中で協定を締結する運びとなりました。
高校生は、実際にビジネスの現場で取り組む山雅さんの実例を題材にし、お互いのアイデアを出し合いながら課題解決に取り組むことで、地域に貢献し地域を担う存在として成長していくことを期待しております。

株式会社松本山雅 代表取締役社長 小澤修一のコメント

2019年から諏訪実業高校さんにお伺いして、商業科のマーケティングの授業を生徒さんとご一緒するところから始まった活動ですが、今回の長野県商業教育研究会様と連携協定を締結することで、1対1の関係だけでなく、いわば点から線、線から面と少しずつ広げていきたいという思いがございます。フットボールの成果を出すためにも、やはり地域が活性化することは重要だと捉えております。活力のある地域がチームを育てていく。そういったお互いの補完関係が大事だと考えております。地域の若者が育ってどう地域貢献できる人材にしていくか。ここに踏み込んでいきたい想いがあります。実際に授業では高校生のアイデアや完成が私たちのホームゲームで行かされている部分もあります。松本山雅を使ってもらいながら、そして一緒にアイデアを出し合いながら地域に貢献していきたいと考えております。