「ママサポ」プロジェクト
MAMASAPO Project
活動概要
松本山雅FCでは、ホームタウン活動の一環として、妊娠中のママや子育て中の保護者を応援する「ママサポ」プロジェクトを展開しています。
この取り組みは、サッカー観戦をきっかけにママたちがリフレッシュできるよう、専門家と連携しながら安心してスタジアムに足を運べる環境づくりを行うものです。ホームゲーム会場での無料相談ブースの設置や、ママ向けの特別観戦エリアの提供、さらにはスタジアム外での地域支援活動にも広がっています。
プロジェクトのはじまり
2021年、信州大学医学部附属病院の周産期メンタルヘルス専門医より「コロナ禍で外出できず、心身の不調を抱える妊産婦が増えている」との声を受け、松本山雅FCと何かできないかという相談から「ママサポ」はスタートしました。
同年1月に包括連携協定を結んでいた信州大学と協働し、繰り返し対話を重ねながらプロジェクトを具体化。サッカー観戦を通じて地域のママたちに“外へ出るきっかけ”と“安心できる居場所”を提供することを目的に、クラブとして新たな一歩を踏み出しました。
主な取り組み
ママサポおはなしブース

ホームゲーム会場に専門家(産婦人科医・助産師など)による無料相談ブースを設置。
「病院に行くほどではないけれど気になること」を気軽に相談できる場所として、試合観戦以外の目的で来場したママも気軽に立ち寄れる場となっています。
ママサポチケット企画



妊娠中・未就学児を連れたご家族のための特別観戦チケット。
ベビーカーでの移動や授乳・おむつ替え環境の整備、医師や助産師、保育士によるサポート体制も整え、多くのママにご好評いただきました。
また2025年からは、乳幼児や障がいのあるお子様にもやさしい観戦環境を目指し、発達に不安のあるお子様でも安全に座れる「IKOUポータブルチェア」などの導入を進めています。
小児入院患者に付き添いをされる保護者の方々へのサポートプロジェクト


2024年からは信州大学医学部附属病院と連携し、長期入院中の子どもに付き添う保護者へのお弁当提供を開始。クラブ運営の「喫茶山雅」と選手が協力し、心と体のサポートを行っています。
この活動に賛同くださった「北陸コカ・コーラボトリング株式会社様」 「ホームタウンの池田町様」より、ドリンクやハーブティーなどのご協賛をいただいております。
2024年には病院との連携によるお弁当配布活動が評価され、「健やか親子表彰」企業部門を受賞。
- 信州大学×松本山雅FC「ママサポ企画」“小児入院患者に付き添いをされる保護者の方々へのサポートプロジェクト”のお知らせ
- 令和6年度健やか親子21内閣府特命担当大臣表彰(健やか親子表彰)企業部門優秀賞受賞のお知らせ