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2022シーズンの全社目標について

今シーズンも残り7試合となりました。

昨日、ホームゲームラスト3試合に向けて、サンプロ アルウィンを緑に染める「CLIMAX ALWIN ー共に、頂へー」を発表いたしましたが、運営会社として今年1月の新体制発表会でお伝えした今季の全社目標について、シーズン終盤戦に入る本タイミングで進捗をご報告させていただきます。

まず、2021年度までの売上構成を振り返り、直近の経営状態を確認した上で、今後の計画について社内で検討を進めて参りました。既に公表しているデータも含め、改めてデータを可視化いたしましたので、皆様にも共有させていただきます。

2021年度決算情報

今年は、「スポンサー総数1,000件」、「クラブガンズ会員数1万人」、「平均入場者数1万人」を全社で達成する目標を設定しました。

まずはじめに、「スポンサー総数」においては、おかげさまで1,019件のご支援をいただくことができました。ご協賛いただきましたスポンサー各社の皆様には改めて御礼を申し上げます。

続いて「クラブガンズ会員数」は、現在1万人の目標には届いておりませんが、2021シーズンの7,624人を上回る8,183人です。

最後に「平均入場者数」は、第27節終了時点で7,830人です。
残りホーム3試合では、スタジアムの入場者数制限もあり、平均1万人以上を達成することが難しい状況ですが、声出し応援が可能なルール下で、10月15日(土)FC岐阜戦からは上限約15,000人までお迎えできるようになりました。コロナ禍がはじまってから無観客や手拍子もできない試合もございましたが、約2年半にわたって様々な制限下でも応援し続けていただいたファン・サポーターの皆様、スタジアムを管轄する長野県、管理するサンプロアルウィンの皆様方にも改めて感謝申し上げます。残り3試合ではスタジアムをさらに緑に染める企画を準備して選手たちを後押ししたいと思います。

また、今後のクラブ中期計画につきましては、まだ対外発表はしておりませんが、「日本で一番地域に根付く、温かいスポーツビジネス会社を目指す」という中期目標に向かうテーマを掲げ、トップチーム強化、育成強化、地域連携の3つの柱とその土台となる経営基盤の強化をキーワードに取り組みをスタートいたしました。

トップチーム強化としては、フットボール環境整備を第一に、天然芝の練習環境整備に着手し、塩尻市小坂田公園天然芝グラウンドの使用目処が立ち、サブ拠点化を進めております。また、アカデミー組織も含めた栄養サポート、コンディションの維持・回復機能のさらなる向上を見据えた「山雅タウン構想」に着手しています。

アカデミー組織の育成強化においては、地元高校・大学との連携強化や指導環境のさらなる整備に着手しており、U-18の田中想来選手、松本大学の濱名真央選手が来季トップチームに昇格することが決まっております。

また地域連携については、「地域がチームを強くする × チームが地域を良くする」をキーワードにこれまで以上に地域の後押しを力に変え、山雅が躍動する姿や地域の皆様との取り組みにより、さらなる地域貢献に努めていきたいと思います。

そしてこの3つの柱を進めていく上で、経営基盤を強化すべく、山雅ファミリーの拡大と持続可能な組織・体制づくりを進めております。塩尻市小坂田公園においては、9月26日付で指定管理者募集の結果が発表され、TOYBOX・松本山雅グループで優先交渉権を獲得している状況です。フットボール環境の整備や質の向上、拠点を活かしたスポーツクラブ事業、施設利用者との交流などに力を注いて進めていきます。

改めまして、今シーズンもいよいよ7試合、ホームは残り3試合です。

これまでも十二分に応援していただきましたが、今季のミッションを達成するためにも、満員のサンプロ アルウィンで皆様との想いを結集して終盤戦に挑んで参ります。ぜひスタジアムで一緒に戦ってください。

これまでもこれからも、山雅は地域の皆様と共に育ててきたクラブです。クラブ一丸となって皆様と共に総力戦で臨みます。

引き続きのご支援をよろしくお願いいたします。