塩尻市の部活動地域移行に関する記者発表会を実施しました
10/6(月)に株式会社松本山雅は塩尻市及び明治安田生命松本支社と塩尻市部活動地域移行支援業務委託契約の内容について記者発表会を行いましたのでお知らせいたします。

松本山雅では2024シーズンより部活動地域移行について内部検討を重ね、今回の塩尻市との契約締結、及び記者発表の運びとなりました。
これまでクラブが運営してきたサッカースクールやスポーツクラブ事業における経験やノウハウを活かし、パートナー企業の皆様との連携し、従来は学校主体で行われていた部活動を地域全体で支える新しい仕組みを提供してまいります。
中学校の部活動の地域移行は、現代社会における重要な課題の一つです。特に休日の部活動については、地域クラブへの段階的な移行が急務とされており、長野県においてもR8年度までに原則として地域展開する方針が示されています。
塩尻市長 百瀬敬 様

塩尻市では、R6年度には「部活動地域移行計画」を策定し、R8年度末までに、まずは休日の活動を完全に地域移行することを目標にしています。
関係者との対話を通じて、従来の部活動や地域活動を繋ぎ、競技単位で核となる活動主体を構築することを目指します。
生徒たちのことを第一に考え、現在生徒たちが活動している場を起点として、地域実情に合わせた地域クラブ活動を構築していきます。
地域、行政、企業との連携によって認証したクラブを多方面から支援する「しおじりモデル」を実現していきます。
株式会社松本山雅と塩尻市部活動地域移行支援業務委託契約を締結し、複数の民間企業の中心として松本山雅さんには地域クラブの運営指導サポートなどを担っていただけるよう、現在検討を進めております。
地域クラブの運営サポートについては3つのパターンを想定し、希望する運営パターンを選んでいただき、実情に合ったクラブ運営を行っていただくことを想定しています。
こうした支援を継続して行うことで、子どもたちがやりたい競技や文化芸術活動に継続して参加できる環境の実現を目指していきます。
明治安田生命松本支社 支社長 緒方純子様

地方自治体様をはじめJクラブさんとの協業で、豊かな地域づくりへの貢献を目指す「地元の元気プロジェクト」というものに取り組んでいます。
その内容は「繋がり、触れあい、支えあう地域社会を」ということで、地域の橋渡し役として活躍しているのが営業職員Myリンクコーディネーターで、人と街を繋ぐということが大きな仕事となっています。その仕事の一環として塩尻市様とは「健康に関する連携協定」を結んでおり、またJリーグタイトルパートナーを締結して11年目となることから、これまでのJリーグ60クラブへの地域支援だけではなく、全国の支社が地元で新たな地域の課題に応じた社会貢献活動を行うことがテーマの一年になっている中、松本山雅さんから声をかけていただき、是非とも出来ることを協力したいということで参加させていただくことになりました。
地域クラブの見守り支援が中心となると思いますが、「Myリンクサポーター」という近い名前を付けていただきましたので、営業活動の中で声がけをしてき、参加していただく要員確保支援をメインにしながら、長くこの活動が定着していくようにサポ―トしていきたいと思っています。
株式会社松本山雅 代表取締役社長 小澤修一

プロスポーツクラブとしてトップチームの成績や運営が第一優先ですが、現在でも年間600回程度のホームタウン活動を行っています。
そのような活動の中で、クラブが社会課題であり地域課題を解決し地域をより良くし、良くなった地域がチームを強くする掛け算を重要視しています。
子どもたちを支援するだけでなく、企業連携のハブになり、理想では広域連携も視野に入れつつ各地域クラブをサポートしていきます。
また、質の高い指導はもちろん重視していきますが、普及活動として様々な子どもたちの選択肢を残すことを最優先に考え、広域で指導者を確保し、質と量を上げていくことを目指します。
約1,000名のサッカースクール事業を継続して運営してきたノウハウ、Jリーグでも継続的に行っているeラーニングによる様々な研修制度、TOYBOX様と連携した指定管理者としてのノウハウ、セイコーエプソン様にも監修いただくシステム構築、ベースデータコーポレーション様によるサーベイツールの提供、明治安田生命松本支社様と取り組む現場見守り支援、大学や高校との連携や1,000社を超える企業様とのネットワークをいかして、部活動の地域移行支援業務を行って参ります。
