「石﨑信弘新監督 就任記者会見」を開催しました【報告】
12月24日(水)ホテル ブエナビスタにて、「石﨑信弘新監督 就任記者会見」を開催しましたので、ご報告いたします。

小澤修一 社長の挨拶

「本日は師走のお忙しい中、また足元の悪い中たくさんの方に足を運びいただきありがとうございます。まずは今シーズンの結果、地域の皆さんにご期待、ご支援いただいたものになかなか沿うことができなかったことは本当に申し訳なく思っております。
今シーズンの中でうまくいかなかった要因はしっかりと振り返り、結果については真摯に受け止めなければいけないということで、大きな変革が必要だと認識しております。その中で都丸(善隆)スポーツダイレクター(SD)を中心に強化本部とコミュニケーションを重ねて、ここは新監督をお迎えしてチームを作り直す必要がある。選手の入れ替えも含めて大きな決断をした形になります。
そして石﨑(信弘)新監督に今回就任していただきましたが、我々としては今の松本山雅にとってまさにベストな人選だったと確信をしています。石﨑監督の戦う集団を作る手腕と人間力に我々としては非常に魅力を感じていますし、期待をしております。その中、この地域にたくさん支援をいただいている松本山雅として、やはりトップチームの結果にこだわっていく必要があると思っています。
勝負の世界なので全ての試合に勝てるわけではありません。ただ、石﨑新監督のもと新しいチームに求めるものは勝利を求める姿はもちろん、残念ながら勝利に至らなかった試合でも人の心を動かす。そういった「このチームなら応援してあげたい」そう言って応援してもらえるようなチームを作ることを私たちの不退転の決意として、石﨑監督に来ていただきました。
石﨑監督のもと新しいスタートを切るわけですが、やはりいろんな困難があると思います。多くの応援していただいているステークホルダーの皆さんと一緒に乗り越えていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします」
都丸善隆 スポーツダイレクターの挨拶

「本日はお忙しいところお集まりいただきましてありがとうございます。私からは石﨑監督に就任していただいた経緯についてお話させていただきます。まず前提として今シーズン15位という、松本山雅史上最低の成績でリーグ戦を終える形になってしまいました。攻撃、守備、走力、強度、どのデータを取っても低迷してしまい、強みを打ち出すことが全くできなかったシーズンでした。
このような現実を直視した時にこれまでの流れの継続ではなく、大きな変化が必要だと感じました。そして松本山雅のサポーターの方たちがチームに何を求めているのか。そして松本山雅の歴史の中で何が魅力で何を強みにしてきたのか。そういう話を関係者の方からたくさん聞きました。
そして私なりに考えてきて、その中で出した結論がハードに戦う、走り抜く、最後まで諦めない、そういう姿勢をもう一度高めて戦うという、それが大事だという考えに至りました。
そして今シーズン松本山雅が平均年齢23歳というスターティングメンバーで戦った試合もあります。今シーズン9得点と大きく飛躍しました田中想来選手を筆頭に、若い選手たちもたくさん在籍しています。そして先日発表されましたが、21歳以下の選手の出場時間に応じて報奨金がもらえる、そういう制度の中で松本山雅がJ3で唯一報奨金を受け取れる形になっています。
そのようなチームの現状を踏まえて監督の人選を進める時に、3つのポイントを重視して監督の人選を進めてきました。まず1つ目が昇格実績。そして2つ目、ハードに手堅く戦えるチーム作り。3つ目に選手の育成。この3つのポイントを重視して監督の人選を進める中で、石﨑監督に指揮を執っていただくことになりました。
石﨑監督はキャリアの中で800試合を越える指揮を執ってこられた実績があります。その中で5回の昇格を誇る昇格請負人です。そして今シーズンの八戸では1試合平均失点が0.6とJ3の歴史の中でも非常に高い、堅守を誇るチームとして昇格を達成されました。そしてフィジテクと呼ばれる、テクニック練習にフィジカルの要素をふんだんに盛り込んだトレーニング、そういうハードなトレーニングの中で選手たちを成長させてくれると期待しています。
そして石﨑監督の温かくて厳しいお人柄、それを生かして選手に向き合ってくれると思いますし、そういう中で選手たちを内面から成長させてくれると期待しています。石﨑監督のお人柄、これまでの手腕、そういうものを生かして選手たちをタフに鍛え上げてくれる。そして戦えるチーム、勝てるチーム、昇格できるチームに成長させてくれると期待をしています。
そしてサポーターの方たちが求めているもの、サポーターの方たちの心にダイレクトに届くサッカー。そういうものを提供できるのではないかと確信しています」
石﨑信弘 新監督の挨拶

「来シーズンより監督を務めます石﨑です。どうぞよろしくお願いします。
今、都丸SDの方からいろんなお褒めの言葉をいただいたのですが、それができるかどうかはやってみなければわからないですし、やるのは選手だと私は思っています。ただやらせるのは私自身の仕事だと思っています。
松本山雅はJ1にいた実績がありますし、私もかなりの回数対戦しているというところで、そういうところで監督ができるところは大変に光栄に思っています。
まずはチーム一丸となって戦えるチーム、ハードに走れるチーム、球際に強いチーム、そういうチームを目指してトレーニングの中から100%の力を出してトレーニングできるような雰囲気をしっかりと作っていきたいと思います。まだ選手も見ていないですし、新しく入ってくる選手も見ていないので一概には言えませんが、チーム一丸となってJ2昇格を目指していけるようなチームを作っていきたいと思います。
あとはサポーターの方々がここはすごく熱いところだと思いますし、サポーターの方々にも喜んでもらえるようなサッカーチームを作っていきたいと思います。どうかよろしくお願いします」










質疑応答は、ヤマガプレミアムにてご覧ください。
記者会見の模様を松本山雅FC公式YouTubeチャンネルでもご覧いただけます。