試合日程・結果

FIXTURES & RESULTS

2017 明治安田生命 J2リーグ 第31節

9月2日(土) 18:00 Kick off アルウィン

松本山雅FC

  • 40' 工藤 浩平
  • 45+1' 工藤 浩平
  • 73' 高崎 寛之
試合終了win
3 1
2 前半 1
1 後半 0

徳島ヴォルティス

  • 16' 山﨑 凌吾

松本山雅FCメンバー

スターティングメンバー

STARTING
  • GK 16 村山 智彦
  • DF 3 田中 隼磨
  • DF 31 橋内 優也
  • DF 4 飯田 真輝
  • DF 18 當間 建文
  • DF 29 下川 陽太
  • MF 5 岩間 雄大
  • MF 14 パウリーニョ
  • MF 10 工藤 浩平
  • FW 9 高崎 寛之
  • FW 19 山本 大貴

サブ

SUBS
  • GK 1 藤嶋 栄介
  • DF 6 安藤 淳
  • DF 13 後藤 圭太
  • MF 7 武井 択也
  • MF 20 石原 崇兆
  • FW 11 三島 康平
  • FW 50 鈴木 武蔵

監督

MNG
反町 康治

交代

CHANGE
  • 85'
    高崎 寛之 三島 康平
  • 90+4'
    工藤 浩平 石原 崇兆
  • 90+4'
    三島 康平 鈴木 武蔵

カード

CARD

徳島ヴォルティスメンバー

スターティングメンバー

STARTING
  • GK 31 長谷川 徹
  • DF 4 藤原 広太朗
  • DF 3 大﨑 玲央
  • DF 2 ヴァシリェヴィッチ
  • MF 27 馬渡 和彰
  • MF 14 濱田 武
  • MF 23 前川 大河
  • MF 15 井筒 陸也
  • MF 26 杉本 太郎
  • FW 17 山﨑 凌吾
  • FW 16 渡 大生

サブ

SUBS
  • GK 21 梶川 裕嗣
  • DF 5 石井 秀典
  • MF 19 内田 裕斗
  • MF 32 小西 雄大
  • MF 10 大﨑 淳矢
  • MF 34 清原 翔平
  • FW 13 松村 亮

監督

MNG
リカルド ロドリゲス

交代

CHANGE
  • 52'
    濱田 武 内田 裕斗
  • 79'
    井筒 陸也 大﨑 淳矢
  • 79'
    ヴァシリェヴィッチ 小西 雄大

カード

CARD
  • 43'
    渡 大生
  • 44'
    藤原 広太朗
  • 84'
    藤原 広太朗

スタッツ

Matsumoto Yamaga F.C.
STATS
Tokushima Vortis
9
シュート
8
5
ゴールキック
12
5
コーナーキック
4
11
直接FK
10
0
間接FK
2
0
オフサイド
2
0
PK
0

試合データ

主審
清水 勇人
副審1
関谷 宣貴
副審2
日高 晴樹
第4の審判員
福岡 靖人
入場者数
14661人
天候・風
晴・弱風
気温/湿度
20.5℃/68%
ピッチ
全面良芝/乾燥

試合レポート

MATCH REPORT

試合後のコメント

■反町康治監督記者会見のコメント
「(ヴァヒド・)ハリルホジッチみたいに、質疑応答をしないで帰りたいという気分です(苦笑)。
試合後の場内のインタビューでもお話ししたように、本当にたくさんのサポーターの皆さんに足を運んでいただき、その力が乗り移ったようなスリリングで良いゲームになったかなと思います。今日は我々の武器である走力や切り替えの部分で相手を圧倒することが出来ました。徳島さんは攻撃に出て行く力が非常にあるというなかで、我々としては(守備に)戻る走力と(攻撃に)出て行く走力とを両方同じように使わないといけないとミーティングで話をして、トレーニングでも意識してやってきました。それがまさしく90分間に凝縮されていて、嬉しく思います。そうなると、しっかり走れない選手は(出場時間が)3分だろうが4分だろうが交代せざるを得ません。もちろん交代させることは辛いことですがチームを預かる以上、非情なこともしないといけない。当然、本人にも話をしましたが、やはり最後の最後まで戦う姿勢を見せるのが松本山雅なので。そう思っていただけたら、と思います。
イエローカードもレッドカードも「ゼロ」で終えたことを嬉しく思っています。イエローが3.49、レッドが0.31というのが今日の主審の生涯の成績です。遡って直近4試合でレッドカードが何枚出していると思いますでしょうか。過去4試合で4枚出ています。今日が5枚目。5試合でレッドカードが5枚出ています。そういうデータも選手にきちんと話をして、相手の土俵に乗らないようにと。徳島はファウルの多いチームですから、ちょっと抗議しただけで、すぐにカードを出すレフェリーなので。昨日からずっと選手たちに話していました。選手たちもフラストレーションが少しあったかと思いますが、代わりに観客の皆さんが主審にカードを出したかのようなブーイングをしてくれたので感謝しています(苦笑)。
今季うちはまだ3連勝がありません。次はアウェイですが、良いゲームをして勝点3のお土産を持って帰りたいと思っています」

Q:一時はスタメンから外れた中で、2得点を挙げて活躍した工藤浩平の評価を。
「得点したから復調したとは思っていません。本人とも話をしてきました。彼が京都に所属していたときにはボランチとかをやっていてボールの出し手だったと思いますが、僕が思うには受け手でもあってほしいし、特に相手の一番恐いところでボールを受けてほしい。そういうことを要求し続けてきました。やはり、自分をアピールするというか、自陣に引いてきてしまって相手に対して恐いプレーが出来ているかというとそうじゃなかった。でも少し吹っ切れたんでしょうね。今日も涼しかったこともあって運動量も豊富でした。足元で受ける技術はチーム内でも一枚も二枚も上ですからね、山本に比べれば(笑)。あそこがひとつ攻撃の起点になることは頭にあったんですが。やはりペナルティーエリア内に入っていってほしいという話をずっとしてきたなかで、今日は果敢に(PA内に)入っていったことが、ゴールに繋がったのだと嬉しく思っています。シャドーがあまり得点できない状況が続いていた中で、石原もセルジも頑張ってくれていましたが、怪我になってしまいました。だからこそ、今いるメンバーで競争しあって、これを継続して頑張ってほしいですね」

Q:前回ホームに続いての逆転勝利を振り返って?
「逆転にも色々な形があります。今日も徳島さんのファーストチャンスであっさり失点してしまいましたが、見ても分かるように、このまま終わるような試合ではありませんでした。つまり我々が積極的に攻撃を仕掛けたシーンが多かったです。サッカーの世界ですから、最初に失点することもあるし、こちらが先制点を取ることもあるかもしれませんが、失点したとしても頭を下げることなく前へ向かって行く姿勢が出てきているんじゃないかと。つまり自分たちがやっていることに対して、自信を持ってプレー出来ているという言い方になるかも知れません。向こうもDFラインを3枚にしたり4枚にしてきましたが、動じることなく自分たちのやることを目指してやれば、少なからず結果もついてくると思います。天皇杯もありますが、今日の躍動感を週1で出していければ出来れば、自ずと勝点3に近い試合は出来ると思います。今日の試合も自信がついたゲームの1つかなと思います。できれば、3点目をもっと早く取りたかったですし、4点目をとるチャンスもありました。徳島さんのように畳み掛けるような得点力があれば尚良いんですが」

Q:先ほど話も出た、三島康平の途中出場途中交代について。
「別に途中交代で入った選手を、代えてはいけないというルールはありませんから。ピッチの中で100%フルパワーでやってもらわないと困るということです。今日の試合を見てもヤマも浩平も足が止まらず、ヒロが少し足の不調を訴えたので代えました。必要なかったかも知れません。当たり前ですが短い時間でもチームのプラスになるような仕事をしてもらわないと。それは攻撃だろうが守備だろうが同じです。みんな交代で入ると凄いことしでかすことを期待するかもしれませんが、それだけではありません。それを送り出す時には話もしているし、途中出場である立場を考えれば自ずと答えが出るわけです。僕も辛いことです。でもチームを動かすにあたって、そこは眼をつぶるわけにはいきません。自分の子供が何かしていて怒って、また同じことをしたら怒るのと一緒です。僕だってしたくないです。でも親であればちゃんとやるわけです。もちろん試合後すぐに本人には話をしました。でも勝ったから全てOKではありません。負けたから全部ダメということでもありません。現場を見ている人間としては、それをしっかりと精査して、次に繋げないといけません。本当は累積出場停止にリーチしている選手と交代しても良かったんです。他の選手たちが戦っている姿を見せてくれた以上、そこに到達していなければ可哀相だけど、そうするしかないです。後で笑い話で済んでくれればいいと思いますよ」

Q:走力や躍動感など松本らしさが戻ってきた印象だが?
「ゲーム体力が落ちなくなってきたという部分はあると思います。あとは走力の面で優れている選手を重宝している面は正直あります。山本とかね。彼は技術的に優れているわけではありませんが、今日はコンタクトプレーでも強さを見せてくれました。他の選手が週1回のところ、彼は筋トレを週2回行っています。それをやることによって、かなりフィジカルが強くなっているんですね。それは嬉しく思います。今日はボールホルダーを超えていけばチャンスを作れるという話をしてきてトレーニングもしてきたので、それが奏功したという意味では嬉しく思っています。今日の試合は相手を抜いて戻って、相手を抜いて出て行くという、不条理なことを求めていたので選手は大変だったと思いますけど、嬉しそうに走っていたでしょ? それが一番ですよ(笑)」

 

■工藤 浩平選手コメント

Q:今日の試合を振り返って?
「失点してしまってからバタバタすることなく、上位相手に逆転勝ちできた。良い意味では良い勝ち方だったが、悪い意味では失点してはいけない時間に失点してしまった。その意味では難しいが、涼しくなってきたこともあって前から行ってボールを奪えていたし、セットプレー以外の形でも得点できたのは良かったと思います」

Q:2得点1アシストの活躍で勝利に貢献したが?
「自分らしくいこう、とプレーしました。結果を出せたことは良かったと思います。今日は僕でしたけど、新しく出た選手が活躍すればチーム力も上がっていくと思う。僕らとしては、まだまだ上にたくさんのチームがいるので、目の前の試合を勝っていくことで上のチームが取りこぼすのを待ちたい。もちろん上位相手には勝っていかないといけないので、一戦一戦が大事になります」