2015 明治安田生命 J1リーグ 2ndステージ第16節 VS ヴィッセル神戸
11月7日(土) 14:00 Kick off ノエビアスタジアム神戸

ヴィッセル神戸
- 85' 森岡 亮太
- 90+3' ペドロ ジュニオール
2 1
0 前半 1
2 後半 0

松本山雅FC
- 42' 阿部 吉朗
MEMBERS
- GK 30 徳重 健太
- DF 35 藤谷 壮
- DF 5 岩波 拓也
- DF 4 北本 久仁衛
- DF 8 高橋 祥平
- DF 31 安田 理大
- MF 16 チョン ウヨン
- MF 17 田中 英雄
- MF 9 石津 大介
- MF 10 森岡 亮太
- FW 19 渡邉 千真
サブ
- GK 28 吉丸 絢梓
- DF 3 相馬 崇人
- DF 26 山口 真司
- DF 40 東 隼也
- MF 20 増山 朝陽
- MF 32 前田 凌佑
- FW 7 ペドロ ジュニオール
監督
ネルシーニョMEMBER CHANGE
藤谷 壮
ペドロ ジュニオール
チョン ウヨン
前田 凌佑
CARD
STATS
シュート | 19 |
---|---|
GK | 12 |
CK | 6 |
直接FK | 7 |
間接FK | 0 |
オフサイド | 0 |
PK | 1 |
MEMBERS
- GK 1 村山 智彦
- DF 3 田中 隼磨
- DF 30 酒井 隆介
- DF 4 飯田 真輝
- DF 36 安藤 淳
- MF 11 喜山 康平
- MF 5 岩間 雄大
- MF 22 前田 直輝
- MF 26 キム ボギョン
- MF 8 岩上 祐三
- FW 39 阿部 吉朗
サブ
- GK 25 白井 裕人
- DF 2 大久保 裕樹
- MF 6 岩沼 俊介
- MF 17 飯尾 竜太朗
- MF 20 石原 崇兆
- FW 10 塩沢 勝吾
- FW 15 ウィリアン
監督
反町 康治MEMBER CHANGE
キム ボギョン
岩沼 俊介
阿部 吉朗
塩沢 勝吾
前田 直輝
石原 崇兆
CARD
喜山 康平
STATS
シュート | 19 |
---|---|
GK | 14 |
CK | 6 |
直接FK | 8 |
間接FK | 3 |
オフサイド | 3 |
PK | 0 |
主審 | 家本 政明 |
---|---|
副審1 | 唐紙 学志 |
副審2 | 作本 貴典 |
第4の審判員 | 野田 祐樹 |
入場者数 | 18092人 |
---|---|
天候・風 | 曇・無風 |
気温/湿度 | 21.6℃/56% |
ピッチ(芝)/(表面) | 全面良芝/乾燥 |
試合後のコメント
■反町康治監督 記者会見のコメント
「非常に残念な結果であることは間違いないと思います。ある意味今季を象徴しているゲームだったかなと思いますね。先制して、2点目のチャンスがあってもこじ開けられない。そのうち流れが変わって、リードしているにも関わらず向こうにリズムをとられてしまい、軽率なプレーをしてしまう。そういう積み重ねがこういう順位になってしまったと思っております。これは選手うんぬんではなく、我々全体の反省点としてとらえないといけない。ただJ1に行って見えたものもあると思いますし、それは今後生かさないといけない。この舞台に立ったからこそ感じるものや努力しないといけないものが増えたと思うし、それらをこれからどう生かしていくかだと思います。少し辛い結果ですけど、1年間やってきたものとして受け入れないといけないことだと思います。しっかり受け止め、また1週間後に天皇杯がありますので、頭を垂れることなくやっていきたいと思っています」
Q:前節・鳥栖戦と同じような試合展開となったが、最後は走り負けたような印象があるが?
「走り負けたというよりも、相手の分析では前線の3人は全く(守備に)戻ってこないので、そこで中盤で間延びした時間帯でボールを奪われるとこうなる。“攻め残り”ということでしょうか。それは神戸の特長で、強いチームだと生かせないんですけど、残念ながら我々のようなチームだと生かされてしまう展開になってしまうことは否めないと思います。だからといって攻撃のチャンスで上がらないのもつまらないですし、チャンスだと思うなら数的優位を作るくらい行かないといけない。
基本的に運動量という意味では相手を上回る力はあると思うし、僕は走り負けたとは思っていません。逆にそこで仕留めることができれば、もしかしたら3点差4点差もできた試合だったと思います。こう言っても笑われると思いますけど」
Q:開幕前の目標であったトップ15が達成できなかった。それを踏まえて、チームに対してどのような考えがあるか。
「現段階では何もコメントすることはございません。終わったばかりですし、試合の責任、シーズンの責任含めて充分感じているのは間違いありません。仕事を放棄せずにここまでやってきたつもりですが、なかなかそれに見合う成果がでなかったことは全て私の責任だと思っています」
Q:試合後、選手にどのような言葉をかけた?
「会見もあるし、リカバーの最中なので特に何も言っていません。言っても慰みになるだけですし、立ち上がれない奴もたくさんいますし。また少し落ち着いてからしっかり話をしたいと。ただ厳しい状況であることは選手たちも分かっている中で、本当に最後の最後までよくやったと思います。感謝の気持ちで一杯です」
Q:他会場の結果も入ってきたと思うが、戦略的な意味で進め方も変わった?
「1-0で終わらせることも重要ですが、今までの我々の経緯を考えると2点目をとらないといけない。得失点差どうこうではなく、勝負を決定づける試合運びをするためには、1点差だと裏返されてしまう。2点目を狙うことを前提にやって、2-0になった時は考えようと思いました。悪い戦いをしているわけではなかったですが、怪我によって交代せざるを得なかったのは誤算ですが、全体的にうちのリズムでやれたと思います。今日のゲームに関しては、2点目を取れなかった。そこは大きなポイントだったと思います」
Q:人件費によってチームの順位は決まりがちだが、このメンバーで何が足らなかったか?
「人件費で順位が決まるのであれば、最初から準備しないでいいわけであって。それを覆すために努力することが必要だと思います。我々のクラブはまだ下部組織からトップに選手を輩出していませんし、サッカー界を見渡しても長野県、松本市出身者としても脚光浴びている選手も多くない。これは全体的なレベルが高くないわけであって、そういうところから見直していかないと強豪相手には手が届かないと思います。これはもう競争しあっているわけですから。人件費だけではないところで補っていくと。ここは新しい練習施設ができたりアルウィンがあったり、色々な意味で整ってはきたので。次は現場サイドからのエネルギーをもうちょっと上げていかないと、継続的恒久的にはクラブは持たないと思います。一度上がったことによってそういう面も上がって当然かと思われますが、まだまだ整備しなければいけないところたくさんあるわけであって。そこを無視してその場しのぎでやっていくと、クラブとしては反映しないないと思います。その辺りの詳しい点はここでコメントすることではありませんが、サッカーの神様がもう一度顔を洗って出直してこいよと言っている気がしますので、もう一度顔を洗いたいと思います。それは私もそうですし、クラブにしても。長野県サッカーの発展においては色々なものが集結することで成長してくると思います」
Q:2ndステージをここまで振り返って?
「勝ち星からいうと1stステージの方が多いのかも知れないですけど、2ndステージの方が私としてはJ1仕様だったかなと思います。もちろん笑われるかも知れませんが、今日も失点するまでは今季の中でも上位に来るいい試合をしていたと思います。それが勝ちに繋がらないのが現状であって、それは大きく反省しなければならないと思いますが、2ndは新しい選手も加わり競争しあった中で完敗もありましたけど良い試合を多くすることができたと思います」
■田中隼磨選手のコメント
Q:年間順位16位以下が確定したが、今の心境は?
「言葉で表現するのは難しいが……。現実を強く受け止めないといけないと強く感じた。改めて(今季ここまでを)振り返られる状況でもないが、チームを降格させてしまったことに責任を感じている。僕自身は今年になってから、同じことを繰り返していたように思う。そういうところ、自分がいるチームで同じミスを繰り返してしまったことについて責任を感じるし、まだまだ足りなかったのかなと」
Q:どの部分が通用しなかった、足りなかった?
「今はちょっと振り返って考える余裕はないが、僕自身は気持ちの部分が一番大切だったと思う。あと分かっているのは、僕たち選手の力が足りなかった。J1で通用しなかった部分を選手一人ひとりが感じることができれば、その悔しさを心に受け止めればもっと成長できるし、その成長をチームの力に繋げないといけない」
