2019 明治安田生命 J1リーグ第5節 VS 川崎フロンターレ
3月31日(日) 14:00 Kick off サンプロ アルウィン

松本山雅FC
0 2
0 前半 1
0 後半 1

川崎フロンターレ
- 44' 知念 慶
- 64' 阿部 浩之
MEMBERS
- GK 1 守田 達弥
- DF 5 今井 智基
- DF 31 橋内 優也
- DF 15 エドゥアルド
- MF 3 田中 隼磨
- MF 14 パウリーニョ
- MF 35 宮阪 政樹
- MF 42 高橋 諒
- MF 8 セルジーニョ
- FW 7 前田 大然
- FW 10 レアンドロ ペレイラ
サブ
- GK 16 村山 智彦
- DF 4 飯田 真輝
- MF 6 藤田 息吹
- MF 13 中美 慶哉
- MF 17 塚川 孝輝
- MF 20 杉本 太郎
- FW 9 高崎 寛之
監督
反町 康治MEMBER CHANGE
レアンドロ ペレイラ
塚川 孝輝
セルジーニョ
杉本 太郎
前田 大然
高崎 寛之
CARD
エドゥアルド
パウリーニョ
塚川 孝輝
STATS
シュート | 3 |
---|---|
GK | 8 |
CK | 1 |
直接FK | 12 |
間接FK | 2 |
オフサイド | 2 |
PK | 0 |
MEMBERS
- GK 1 チョン ソンリョン
- DF 27 鈴木 雄斗
- DF 3 奈良 竜樹
- DF 5 谷口 彰悟
- DF 2 登里 享平
- MF 25 田中 碧
- MF 6 守田 英正
- MF 14 中村 憲剛
- MF 41 家長 昭博
- MF 8 阿部 浩之
- FW 20 知念 慶
サブ
- GK 21 新井 章太
- DF 7 車屋 紳太郎
- MF 44 カイオ セザール
- MF 28 脇坂 泰斗
- MF 16 長谷川 竜也
- FW 9 レアンドロ ダミアン
- FW 11 小林 悠
監督
鬼木 達MEMBER CHANGE
奈良 竜樹
車屋 紳太郎
中村 憲剛
小林 悠
田中 碧
カイオ セザール
CARD
STATS
シュート | 12 |
---|---|
GK | 6 |
CK | 5 |
直接FK | 17 |
間接FK | 2 |
オフサイド | 2 |
PK | 0 |
主審 | 山本 雄大 |
---|---|
副審1 | 相樂 亨 |
副審2 | 堀越 雅弘 |
第4の審判員 | 大坪 博和 |
入場者数 | 18563人 |
---|---|
天候・風 | 晴・中風 |
気温/湿度 | 10.1℃/44% |
ピッチ(芝)/(表面) | 全面良芝/乾燥 |
試合後のコメント
■反町康治監督記者会見のコメント
「満員のアルウィンで、最後は溜息で試合を終えたことを悔しく思っていますし、責任も当然ながら感じています。
飛行機の座席で、エグゼクティブクラスとビジネスクラスとエコノミークラスがあるとしたら、フロンターレさんはエグゼクティブクラスの一番良い席にずっと座っているチームであって。そうしたチームにエコノミークラスの我々が勝つのは大変だなというのが正直な感想です。その競争のなかで我々は勝点を取っていかないといけないので、もっと努力するが必要があるなと思うのと同時に、下を向くことなく次に進んでいかないといけないかなと。J1に昇格したときに、こういう厳しい現実を浴びせられることは十分分かっていましたし、そのつもりで仕事をしてきました。ある程度予想していることが、今現実として向き合っているわけですが、何とかこの難局を自分たちで解決していくしかない。努力してやっていくしかないかなというのが正直なところです」
Q:この試合での勝ち点を取るためにどんなゲームを求めていたのか?
「向こうがに攻撃に人数を割くということは攻撃するスペースもあるわけであって、一つはボールを奪った後に、どれだけ早く攻撃に繋げられるかというところですね。その意味ではボールを奪った段階でのファーストパスが、特に前半はうまくいかずに攻撃の第一歩を自分たちで作り上げることが出来なかった。それはゲームプランの一つではありましたね。当然、両サイドバックを高く上げてきて、ボールサイドにボランチもいるというなかで、粘り強くディフェンスすること、サイドからのボールにしっかり対応できるか。そこはやってきたんですが、ある程度は分かっていたなかでやられてしまったのは少し残念ですね」
Q:ハードワークやインテンシティということを山雅のスタイルとして大事にしながらチームを作ってこられているなかで、そこだけでは覆せない差もあると思うが。この先30試合あるなかで5試合終わった段階でどのようなチームを作っていかないと思うのか?
「先ほども言いましたが、いきなりエグゼクティブクラスにはなれないわけですから。全て解体して新しいビルを建てようとしても、建つ頃にはシーズンは終わっています。だからこそ今ある戦力のなかで最大限の力を引き出すようにすることが必要だと思います。また我々しか持っていないものを武器にしないといけないとも思います。
例えば皆さんもそうですが、今日のような試合を見て、『松本山雅もこういうサッカーをすればいいじゃないか』と思う方がサポーターのなかにもいるかも知れません。それを見よう見まねでやれるかというところに立ち向かってほしいと思います。
皆さんはどう思いますか。それをやれると思いますか。少し難しいと皆さんも思うと思います。サッカーには色々な方法があるかもしれませんが、現段階で同じようなサッカーをしようとしても我々としては難しい試合になるのではないかなと思っています。それは信念とかそういうものを抜きにして。選手にも話をしましたけど、うまくいかないからといって方向性を変えてしまうと負のスパイラルに入ることになる。今入っているかどうかは分かりません。
この1点差とか2点差といったその差は、色々な歴史も踏まえて、かなり難しいということです。それはクラブとしても個人としてもそうだし、私の力量が足りないのかもしれません。それでもチームとしても我々としても立ち向かっていかなといけません」
Q:J1トップクラスの川崎との差は、監督が思い描いていたのとは想像以上に開いていたのか。率直に感じたことは?
「思った以上に差があったかなと感じました。10試合やって1試合勝てればという感じの差はあるかと思います。明日の朝起きれば強くなっているわけではないので、これは努力してやっていくしかないですね。我々スタッフやメディア、お客さんによって感じ方は色々あると思いますが、選手が一番感じていると思うんですよね。たとえばスピード感や判断の速さであるとか、サッカーはスピード勝負ですから。今日の試合を見ても脚の速さだけでは難しいところもあって。それを上げるべく努力をしているし、狭いエリアでボールを動かす練習などをしていますが、同じようなトレーニング、例えば5対5をやったとしたら、向こうからはボールを奪えず、逆に我々はボールをすぐに奪われてしまうと思います。それならば我々は一人増やして6対5にしないといけないし、二人増やして7対5にしないといけない。そのためには覚悟と運動量が必要になってきます。簡単に言うと、そういうことですね」
Q:あえて収穫を挙げるならば、初めてリーグ戦で起用した選手が経験を得たことだと思うが。またレアンドロ・ペレイラ選手の出来は?
「収穫として、それを挙げるというのは寂しいですね(苦笑)。レアンドロ・ペレイラについては最初からいくのは今日が初めてですが、ここのところ調子を上げているので、こういうビッグゲームではありますがチャンスを与えました。評価については何とも言えませんが、自分の持っている力を出してくれたと思うし、チームとしてやるべきことを認識するなかで、よくやってくれたと思います。他にも何人かは初めてのチャンスがあった選手もいますが、少し閉塞感のあるなかで競争を促していかないといけないし、宮阪のようにルヴァンカップで良いパフォーマンスを見せた選手を重宝して使わないといけない。今日は相手も踏まえて1対1のシーンを作られることを考慮してスピードのある今井を送り込みましたけど、これから選択肢を増やすことでチーム力をアップさせることも必要になってきます。期待に応えられたかどうかは別として、経験値は上がったと思います。塚川もそうですが難しい局面で入ってきて、途中からスーパーな仕事が出来るのなら先発で使うわけであって、まだまだ足りない部分はあります。それでも、このレベルに合わせないといけないので、日々努力し。次はウチに居ないようなスーパースター軍団が相手になりますが、正面からぶつかっていきたいと思います」
Q:攻撃の一歩を踏み出せなかった要因は?
「中盤のエリアである程度ボールを動かされるのは了承済みでしたが、奪った後に一息ついてしまっているということと、そこでヘッドダウンしてしまうというのはありますよね。気づいたらボールを下げてしまう、またはワンタッチが少なくなってヘッドダウンして、向こうの思うようにチェイシングされて失ってしまうと。1対1の強さも我々に足りないというところもあります」
Q:気づいたらボールを下げてしまうというところは、前節の反省点として挙げられたところですが、この2週間で修正できなかったのは?
「それをすぐに修正できれば一番良いんですけど。狭いエリアでボールを動かすトレーニングなどをやってはいるつもりですが、まだまだということだと思います」
■レアンドロ・ペレイラ選手のコメント
Q:悔しい結果となったが、今日の試合を振り返って?
「もっと出来たと思いますが、もう終わってしまったことなので次の試合に向けて切り替えるしかない。川崎は上手いチームでポゼッションサッカーをしてくるということも想定していましたが、そのサッカーを食い止めるために必死でやる自分たちの上を行かれてしまい、それでやられてしまったという印象です」
Q:個人的なパフォーマンスとしては?
「まだまだ足りないですね。自分の長所を出せる場面もあったがシュートにまで持ち込めなかったので、もっともっと努力しないといけない。自分も含めて、もっとチームが一つになっていく必要があると思います。お互いの良いところをドンドン出していけるようにしたいです」
