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熊本地震 復興支援活動のご報告

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松本山雅FCでは、6月29日(金)30日(土)の2日間、熊本県内にて「熊本地震復興支援活動」の一環としてサッカー教室と健康教室を行いましたのでご報告いたします。
両日ともに雨予報で、実際に時折雨が激しく降る時間もあり、サッカー教室が開催できるか不安もありましたが、奇跡的にその時間は雨が上がり無事行うことができました。

昨年の活動としてはサッカー教室のみ実施させていただきましたが、他にも何かできることがあるのではないかと考えました。
地元松本でも行っている健康教室を仮設団地にお住いの方を対象に実施できないかと模索した結果、いくつかある仮設団地の中の木山仮設団地(上益城郡益城町木山)で実施できることになりました。
サッカー教室に関しては、昨年も実施した益城BIG WAVEの子どもたちと、また今年初めてとなる嘉島地区の一般公募した子どもたちを対象に実施させていただきました。
今年はアンバサダー鐡戸裕史、コミュニティ推進部小林陽介、営業本部小澤修一の3名で現地入りし、「友だちになる」、「みんなを笑顔にする」というテーマを掲げ行いました。

29日(金)は、午後14時から木山仮設団地内東集会所にて健康教室を行いました。
益城町には約20か所の仮設団地があり、この木山仮設団地には約200戸の仮設住宅にお住まいの方がおられます。
今回この健康教室には9名の方にご参加いただき、楽しく体を動かしました。

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集会所にはこのような「笑顔を大切に」の文字も。

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教室が終わると、「こんなに笑ったのは久しぶり、本当に楽しかったし参加して良かった」と、嬉しいお言葉をいただきました。

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同日午後19時からは熊本学園託麻グラウンドにて益城BIGWAVEの小学1・2・3年生約30名を対象にサッカー教室を行いました。
昨年も一緒にサッカーをしたこともあり、この日を心待ちにしてくれていた子も多かったようで始める前からパワー全開でした。

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はじめから最後までとてもフレンドリーで、継続することで子どもたちをより笑顔にすることができると再認識できました。

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30日(土)は、午前9時から嘉島町総合グラウンドにて嘉島地区の小学4・5・6年生8名とブレイズ熊本の小学4年生20名の計28名を対象にサッカー教室を行いました。
今年はじめて行うことができた嘉島町サッカー教室。(上益城郡嘉島町)
益城町の隣町嘉島地区の小学校へチラシを掲示していただき、参加者の集約を嘉島町教育委員会様にご協力いただき実現することができました。

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はじめて会う子どもたちばかりで最初は少し距離を感じましたが、サッカーを通してすぐにその距離は縮まりました。
最後には「また一緒にサッカーやろうね」とみんな笑顔で終えることができました。

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今回の熊本地震復興支援活動を行うにあたりご理解・ご協力いただきました関係者の皆さま、本当にありがとうございました。

公益財団法人熊本YMCA様
木山仮設団地地域支え合いセンター様
社会福祉法人益城町社会福祉協議会様
益城町役場様
嘉島町教育委員会様
益城BIGWAVE様
ブレイズ熊本様
一般社団法人熊本県サッカー協会様
ロアッソ熊本様
各教室に参加していただいた皆様

今後も松本山雅FCでは、地域や子どもたちに夢と笑顔を届ける活動を続けて参ります。

参加スタッフの声

○松本山雅FCアンバサダー 鐡戸裕史

「まず熊本県民のシンボル、心のよりどころとしてある熊本城。完全復旧にはまだまだ長い年月がかかりますが、少しずつ元の姿を取り戻していく光景は熊本県民に大きな力を与えてくれると信じています。益城町は家屋や建物が取り壊され更地になっているところや、新たに建物が建ち始めているところもありますが、電柱が傾いていたり、道路がデコボコしていたりとまだまだ地震の爪跡は残っています。さらに仮設団地にお住まいの方など細部に目を向けると復興しているとはまだまだ言えない状況です。この視察・活動を通して、まだまだやらなければいけないことがたくさんあると改めて感じました。まずはたくさんの方々に知っていただくこと。そして、継続していくことの重要性を感じています。それと同時にサッカークラブとして何が出来るのかも改めて再認識できました。地域に夢や希望、笑顔を届けるのが私たちの役目だと思います。これからも私たちに出来ることを精一杯やっていこうと思います」

○コミュニティ推進部 小林陽介

「昨年に続き、今年もたくさんの方々のご理解とご協力により無事に復興支援活動を行うことができました。これからも自分たちにできることをコツコツと精一杯継続してやっていきたいという想いを改めて強く持ちました。新たに出会った皆さん、再会した皆さん、そしてこれから出会うであろう皆さんと離れていても心で繋がっていけたらありがたいと思います」

○営業部 小澤修一

「今回、復興支援活動に初めて参加させて頂くにあたり熊本に縁のない私が何か役に立つことが出来るのだろうかと正直少し不安を感じながら現地を訪れましたが、サッカークリニックで出会った子どもたち、仮設住宅で出会った現地の方々の笑顔を見て、とにかく行動に移すことの大切さを改めて感じ、逆に元気をもらって松本に帰ってきました。実際に目にした熊本城はニュースで知るそれとは違って、震災の恐ろしさをまざまざと語っていました。仮設住宅に住まわれている方々は先の見えない暮らしをしていることも痛感しました。復興まではまだまだ時間がかかるかもしれませんが、笑顔で前向きに頑張る現地の方々をこれからも自分なりに応援していきたいと思います。熊本にも届けOne Soul!」

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