Jリーグ ディビジョン2 第34節 VS ガンバ大阪
9月22日(日) 13:00 Kick off アルウィン

松本山雅FC
- 5' 塩沢 勝吾
- 48' 犬飼 智也
2 2
1 前半 2
1 後半 0

ガンバ大阪
- 15' ロチャ
- 39' ロチャ
MEMBERS
- GK 25 白井 裕人
- DF 14 玉林 睦実
- DF 13 犬飼 智也
- DF 4 飯田 真輝
- DF 23 多々良 敦斗
- MF 6 岩沼 俊介
- MF 11 喜山 康平
- MF 47 岩上 祐三
- MF 49 阿部 巧
- FW 10 船山 貴之
- FW 19 塩沢 勝吾
サブ
- GK 21 村山 智彦
- DF 15 川鍋 良祐
- DF 16 鐡戸 裕史
- MF 5 小松 憲太
- MF 27 飯尾 竜太朗
- FW 9 ホドリゴ カベッサ
- FW 20 長沢 駿
監督
反町 康治MEMBER CHANGE
白井 裕人
村山 智彦
塩沢 勝吾
長沢 駿
玉林 睦実
飯尾 竜太朗
CARD
喜山 康平
阿部 巧
STATS
シュート | 9 |
---|---|
GK | 17 |
CK | 4 |
直接FK | 10 |
間接FK | 1 |
オフサイド | 1 |
PK | 0 |
MEMBERS
- GK 1 藤ヶ谷 陽介
- DF 21 加地 亮
- DF 5 丹羽 大輝
- DF 15 今野 泰幸
- DF 4 藤春 廣輝
- MF 27 内田 達也
- MF 7 遠藤 保仁
- MF 13 阿部 浩之
- MF 10 二川 孝広
- FW 9 ロチャ
- FW 39 宇佐美 貴史
サブ
- GK 29 木村 敦志
- DF 24 星原 健太
- DF 26 西野 貴治
- MF 19 大森 晃太郎
- MF 25 岡崎 建哉
- FW 11 パウリーニョ
- FW 18 川西 翔太
監督
長谷川 健太MEMBER CHANGE
阿部 浩之
岡崎 建哉
宇佐美 貴史
川西 翔太
二川 孝広
パウリーニョ
CARD
STATS
シュート | 17 |
---|---|
GK | 5 |
CK | 8 |
直接FK | 10 |
間接FK | 3 |
オフサイド | 2 |
PK | 0 |
主審 | 佐藤 隆治 |
---|---|
副審1 | 西尾 英朗 |
副審2 | 秋澤 昌治 |
第4の審判員 | 熊谷 幸剛 |
入場者数 | 17148人 |
---|---|
天候・風 | 晴/弱風 |
気温/湿度 | 23.9℃/59% |
ピッチ(芝)/(表面) | 全面良芝/乾燥 |
試合後のコメント
■反町監督記者会見のコメント
「首位のチーム相手に、1人少ない時間帯が15分くらいあったなかで勝点1をもぎ取れたというのは、もしかしたら最後に大きく響いてくるかもしれないですね。前半戦に勝点を取れなかった相手に後半戦も取れなかったのは1つもないわけであって、そうした意味では少しチームも成長しているのかなと感じています。とはいえ成長していると言っても微々たるもので、本当は我々の持っている力を最後まで出したかったので、それが少し残念ですけど、予想どおり沢山のサポーターがバックスタンドも、メインスタンドも皆が声を枯らして応援していただいたお陰で、こうした良いゲームが出来たのかなという風に思っています。今日のゲームで退場者が出たり、警告が出たりしたので、首位だった反則ポイントが2位になってしまうのかが非常に心配です(苦笑)」
Q:前半の早い時間での白井裕人選手の負傷退場について、その後のゲームプランなどに影響は?
「特にないですね。フィールドプレーヤーの交代が2人になってしまったくらいであとは大きく影響はなかったですね。カードが2枚になってしまいましたがまあ、それは良くあることですからね。怪我で他の選手を入れたにしても同じですけど。少し白井のパフォーマンスも正直良くなかったですからね。失点の場面も自ら蹴ったキックが違うところへ飛んでしまって、そこからリズムを壊してしまった。最後もどこにいたのか分からないつまらない失点でしたからね。逆に村山の方がエネルギッシュでしたよ」
Q:阿部巧選手の退場で、3-4-2にしたと思うが?
「まず玉林(睦実)を左にしたのは、G大阪のここ最近の傾向から言うと、藤春がクロスを上げてロチャがヘディングする、もしくはファーの選手が入ってくるという形なので、人数が少ないので最後のところで止めないといけない。そうすると藤春を玉林の強さで対応しないといけないということですね。もうひとつは岩上は右からも良いクロス上げるので、長沢も入れていますし、あの時間帯ですと1本か2本になるかもしれませんがそれに賭けたということですね。そのために変更したと。うちのダブルボランチがかなり最終ラインに吸収される分もあって、パウリーニョなどの攻撃的な選手も入ってきましたし、長沢を少し後ろに戻したような形にして、頭を越えた場合はそこで起点にして、船山を逆に残した感じにしました」
Q:塩沢、犬飼の2得点の場面を振り返っていかがですか?
「前節も同じような形でチャンスを作っていましたし、向こうはフィールドプレーヤーで180センチ以上はロチャと丹羽しかいないので、置いたボールの時はチャンスになるとある程度考えたうえでトレーニングはしてきました。1本目のセットプレーは向こうがどう出てくるか予想がつかないなかで、こう来たらこうしようと沢山用意していたんですけど、そのなかで一番良い選択をしたということですね。2得点目はキーパーのミスだと思いますが、お互いにイーブンかもしれないですね。ただ良く最後まで詰めたという言い方になるでしょうね」
Q:逆に失点の場面は?
「ヤット(遠藤選手)を褒めるしかないでしょう。あそこでパスを出せる選手は、中村俊輔と遠藤しかいませんよ。後はうちの喜山。もうちょっとだな、喜山は。(笑)」
Q:このドローは残り試合にどう作用するか?
「G大阪にとってはデーゲームが夏場以降は初めてだったのでリズムは大変だったと思うので、最初にもっと奇襲をかけたかったですけどね。勝点1をとれたのは大きい。そうは言っても我々は勝点3を狙ってやらないといけないんですよ。ただ強豪相手にこれだけ奮闘したのは、今までやってきたことが間違いではないと思いますし、それはやっぱりこれからも突き詰めてやっていくしかないと。次の相手もここでやりますけど、殆ど変わらないですからね」
Q:前半に比べ、後半に得点してからは自分たちの時間を作れたように思えますが。
「やはり『あ、リズムが悪いな』という時に点を取るのがガンバさんなんですよ。J2の他チームだったら何とか誤魔化せるんですよ。やっぱり誤魔化しが効かないなとはベンチで言っていたんですけど。ハーフタイムにも話しましたけど、特に我々の右サイド。宇佐美が出る、二川が残る、藤春が上がってくる。この三角形を我々がコントロール出来ない辺りからずれが生じたんですよね。そうなると、誰が行くのか見合ったりとか怖がったりとみんな腰が引けた状態だったですね、10~15分間くらいは。ただし、難しいのは、3点目取られたら厳しいんですよ、ガンバの場合は。そのせめぎあいなんですよね。点を取りに行かなきゃいけないけど、ハーフタイムに言ったのはとにかく『焦るな』と。焦って行ったらバランスを崩して7点とか8点取られてしまう。だから最低限のバランスを保ちながら、攻撃する時は攻撃すると。ディフェンスの時は前半のようにボールホルダーに、遠藤に誰も行っていないなんてことがないようにセンターバックでも行っていいんだぞと。そうしたら飯田や犬飼もハーフライン超えてまで行きましたよね。結局相手を怖がらないことが一番の策なんですよ。それはミーティングでも言ったんですけど、それはチームを後押しして前へ前へといった形になったかもしれませんね」
Q:G大阪にこれだけの試合をしたことは自信になる?
「かなりディフェンスのリズムは作れたと思います。宇佐美はここでボールをはたいたら歩くんだなとか。あと健太(長谷川監督)にも言ったんですけど、長い距離を走れる選手がいないですね。倉田がいないとね。もちろん皆上手いんですけど怖さが少し足りなくなっているのかなと思います。だから我々も重心を前に行けたのかなと思います。これから10月から倉田が復帰すると相手も厄介だと思いますよ」
Q:先ほど「ラスト15分で我々の力をもっと出したかった」と話されましたが、具体的に言うと。
「1人少なくなければ最後のところでボールホルダーを超えていく力を出したかったですよね。それが1人少ないと奪う位置も低くなるし、出て行く力もディフェンスに加担してしまったので出せなかったですね。最後の15分、出来れば11人でやりたかったですね。結果はどうなるか分からないですけど、最後我々の15分の力をある意味見てみたかった。鳥取戦や群馬戦も最後のところで力を発揮した部分があるので、それはちょっと残念でしたね」
Q:この17,148人というアルウィン新記録の来場数について、いかがでしたか?
「ガンバさんの方にもたくさんいましたね。引き分けでブーイングされちゃ可哀そうだと思いますけどね(笑)。皆さんヒヤヒヤものだったと思いますが、よく応援してくれました。我々には遠藤や今野はいませんけど、これから日本を背負って立つ選手がもしかしたら出てくるかも知れないので、毎試合これくらい埋まって欲しいと思います」
